心臓病の症状と治療
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心臓弁膜症

地球上の全てのものには重力が働いています。人間の体内もその例外ではなく、血管や心臓には重力などによる血液の逆流を防ぐための弁が無数に存在しています。しかし、その弁が正常に機能しなくなるとどうなるのでしょうか? 心臓弁膜症の分類と原因、症状などを解説していきます。

心臓弁膜症とは

人間の体内にある弁は、主に血液の逆流を防ぐために備わったものです。中でも、心臓に備わっている弁は、心臓から全身に血液を送り出す機能を最大限に引き出すためには欠かせないものであるといえます。心臓弁膜症は、心臓の弁が機能不全を起こすことで発生する病気なのです。

分類

心臓弁膜症は、機能不全になった弁によって分類されます。また、弁の機能不全の形態によっても分類が行なわれます。

大動脈弁狭窄症

大動脈弁狭窄症は、全身に血液を送り出す大動脈側の大動脈弁が狭窄する心臓弁膜症です。血液をより強く送り出すために左心房・左心室に負担がかかり、左心肥大を起こすことがあります。

大動脈弁閉鎖不全症

大動脈弁閉鎖不全症は、大動脈弁の閉じる力が弱まったことで血液が逆流しやすくなるものです。

僧帽弁狭窄症

僧帽弁狭窄症は、肺から酸素を取り込んだ血液の逆流を防ぐ僧帽弁が狭窄を起こす心臓弁膜症です。

僧帽弁閉鎖不全症

僧帽弁閉鎖不全症は、僧帽弁が閉じにくくなることで肺静脈への逆流を起こしやすくなる病気です。

三尖弁狭窄症

三尖弁は、大静脈から送られてきた血液を右心房に逆流させないようにする弁です。三尖弁狭窄症は、三尖弁が狭窄を起こす病気です。

三尖弁閉鎖不全症

三尖弁閉鎖不全症は、三尖弁が閉じにくくなって静脈血が逆流を起こす病気です。

症状

心臓弁膜症では、心臓に集められた血が逆流して全身に戻ることはありません。しかし、血液を正しく送り出そうとして心臓に強い負担が掛かりやすくなり、心不全を併発する可能性が非常に高くなります。また、血液が滞留しやすくなることで血中の凝固成分が固まって血栓を作ることがあります。この血栓が脳に運ばれると脳梗塞の原因になります。

原因

心臓弁膜症の原因としては先天的な異常や動脈硬化などがありますが、主な原因となってきたのがリウマチ熱です。このリウマチ熱は関節リウマチとは別の病気で、主に細菌感染を原因にして起こります。リウマチ熱に感染すると心臓内部で炎症を起こすことがあり、この炎症が心臓弁膜症の原因になるのです。

心臓弁膜症の治療

心臓弁膜症の治療では、心不全を併発している場合はジギタリス製剤と利尿剤の投与で症状の改善を図っていきます。基本的には外科手術を行い、弁の機能を回復させることが重要になります。

バルーンポンピング法

狭窄を起こしている場合、カテーテル導入によるバルーンポンピング法で弁の開放を促します。しかし、バルーンポンピング法は心臓弁膜症には確実な治療法であるとは言えず再発の可能性が残ってしまうというデメリットがあります。

弁置換術・弁形成術

種類によっては、弁そのものに手を加える手術を行ないます。主に、弁の形を整えて機能を取り戻す「弁形成術」と、異常のある弁を人工弁に置き換える「弁置換術」があります。これらの手術を行なうことで、心機能の回復が期待できます。

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